第10節が終了した時点で首位に立っているのはインテル・ミラノである。
インテル・ミラノは第1節のホームでのウディネーゼ戦を1−1で引き分けるという予想外なスタートを切ったものの、
その後は第10節まで無敗をキープするなど、昨シーズン同様に安定した強さを誇っている。
特に第6節でのローマとの直接対決ではローマのジュリが退場したこともあるが、
アウェイながらも4−1で完勝するなど、ここまでは全く隙を見せていないといえるだろう。
インテル・ミラノの後ろにはローマ、ユヴェントス、フィオレンティーナなどといった優勝候補のチームが
順当に上位につけているが、ミランだけがここまで10位とやや苦戦を強いられている。
特にホームでは開幕から5試合未勝利という結果に終わるなど、
ミランは建て直しが急務であるといえるだろう。
一方の下位争いでは最下位のレッジーナが苦しんでいる。
レッジーナはここまで唯一の未勝利と低迷しており、
第9節では同じく未勝利だったリヴォルノとのホームゲームを1−3で落とすなど、
深刻な状況にあるといえるだろう。昨シーズンは奇跡的なセリエA残留を果たしたレッジーナだが、
今シーズンは果たして昨シーズン同様にセリエA残留を果たすことができるだろうか。
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